◆ 尾瀬の自然を生涯愛しつづけた、理学博士 ◆
武田 久吉
【明治38年】、小島鳥水らと日本山岳協会を設立し、植物研究を主な目的として大小の山岳を訪れました。その登山暦は70年にわたります。
【明治39年】、日本山岳会の創刊号に尾瀬の模様を紀行文として掲載し、一躍登山界に知れ渡りました。
また、【大正11年】頃の尾瀬貯水化計画に反対の1声を放ち、さらに【昭和23年】には、尾瀬ヶ原巨大計画にも反対の調査報告書を提出しました。
尾瀬の自然保護に対する思いは深く、今は亡き氏の意思を継ぎ、この施設が建設されました。
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